口臭はプロポリスで改善・消臭する!?

口臭を改善・消臭したいと思ったら、皆さんまず真っ先に、「どのような方法で口臭の改善・消臭に取り組めば、効果が出るのか?」ということを考えますよね?実際、口臭を改善・消臭する方法には、「丁寧かつ念入りに歯を磨く」「口臭消臭用のサプリメントやスプレーなどを利用する」「口臭の改善・消臭に効く飲み物や食べ物を摂取する」など、さまざまなことが考えられます。

何とかしてこの口臭を消したい、改善したい。そう思ったら、あなたならどうしますか? 時間がある時は歯磨きをするという方法もありますが、そ...

ただし、ここでもっとも注目したいのが、歯を磨くための歯磨き粉や、口臭消臭用のサプリやスプレ-などを利用する場合、その商品に配合されている成分についてです。その成分に口臭の改善・消臭に役立つ効果があるかどうかで、言うまでもなく、口臭の改善や消臭に確かな効果が期待できるかどうかが決まるからです。

そこで今回は、口臭の改善・消臭に効果があるとされる「プロポリス」について、その成分の内容やなぜ口臭の改善・消臭・予防に効果が期待できるのか、また、どのようにプロポリスを用いれば、口臭ケアに効果が出るのか、などについて見ていきましょう。

そもそもプロポリスとはどのようなものなのか?

プロポリスとは、セイヨウミツバチがその巣を守るために、植物の木の芽や樹々などから集めた樹脂成分に、セイヨウミツバチ自らが分泌するホルモンを増せ合わせて作る粘着性のある物質のことです。

プロポリスは非常に優れた抗菌・殺菌作用を持っているため、セイヨウミツバチが作る通気性の悪い閉鎖された穴のような巣であっても、その殺菌作用の効果で巣を腐敗させてしまう原因となる微生物やウィルスなどの繁殖を抑制することができるのです。

プロポリスがその名を持つ由来は、「プロ」は「前衛を守る」、「ポリス」は「都市」という意味をそれぞれ持ち、その二つを合わせると「巣(都市)を守る」という意味になるためとされています。

プロポリスは同じく蜂が採取したり、作り出すハチミツやローヤルゼリーと比べてもその生産量は非常に少なく、人工的には作り出すことが不可能なため、非常に貴重なものと考えられています。

非常に優れた抗菌・殺菌作用を持つうえに、安全性の高い天然由来成分であるため、プロポリスは世界的にも高い注目を集めています。このため、口臭ケア用品をはじめとするさまざまな商品に用いられているのです。

どうしてプロポリスで口臭の改善・予防ができるのか?

そもそも口臭のうちの80%以上は、口腔内の何らかのトラブルが原因で発生すると言われています。そして、その中でも非常に大きな原因として考えられるのが、口腔内に生息する細菌が古くなって剥がれ落ちた粘膜や食べカスなどをエサにして繁殖する際に発生させるガスなのです。

一方で、プロポリスには植物が紫外線や害虫などから自らの身を守るために作り出す成分で、ポリフェノールの一種である「フラボノイド」という成分が多く含まれています。そして、このフラボノイドは優れた抗菌・抗酸化作用を持っているため、プロポリスはその抗菌作用によって口腔内に住みついて口臭の原因を作り出す細菌類の増殖を抑制。口臭を改善・消臭する効果を発揮してくれるのです。

実際、プロポリスを用いて14日間連続でうがいをした際、口臭の発生源となる揮発性硫黄化合物(VSC)と呼ばれる口腔内のガスの濃度が減少したという実験結果が出ています。(以下(※1)参照ください。)これは、プロポリスが揮発性硫黄化合物(VSC)の抑制に効果があることの裏付けとなる結果と言えるでしょう。

また、プロポリスの抗菌作用には、やはり口臭の原因となる「歯周病」を引き起こす菌や、同じく口臭のもととなりうる「虫歯」を発生させる菌への抑制効果もあります。

さらに、プロポリスに含まれる「フィトンチッド」という成分には身体をリラックスさせる作用があるため、口腔内で口臭の原因を作り出す細菌を洗い流す働きをする「唾液の分泌を促す効果」も期待できると言われています。しかも、このフィトンチッドは消臭効果もあわせ持っているため、口臭の改善や消臭にはうってつけの成分と考えられているのです。

口臭の改善・消臭・予防に効果的なプロポリス活用術

では、プロポリスの効果を活用して口臭の改善・消臭・予防に取り組むには、どうすれば良いのでしょうか?考えられる方法としては、以下2つのものが挙げられます。

1 プロポリス自体を身体に摂取する

例えば、サプリメントタイプのプロポリス自体を身体に摂取するのも一つの効果的な方法だと言われています。口腔内はもちろん、胃や腸など、内臓への殺菌効果が期待できるため、特に就寝前にプロポリスを摂取することで、翌朝、口腔内がネバついたりせず、すっきりするという実感を持つ人が多いようです。



また、液体のプロポリスを水で薄めてうがいをすることにより、口腔内の細菌に対する抗菌効果が期待できます。

実際に、プロポリスが持つ口臭抑制効果については、その研究結果が以下のとおり、学会誌に発表されています。(※1)

揮発性硫黄化合物産生抑制におけるプロポリス含嗽剤14日間使用の効果 : 無作為化クロスオーバー試験による検討

口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物(Volatile sulfur compounds:以下VSCと略す)は主に舌苔中の細菌により産生される.一方,プロポリス抽出物は口腔内細菌の発育を抑制すると報告されている.そこで本実験は,プロポリスエキス含有含嗽剤14日間使用前後における舌背に占める舌苔面積および口腔内の気体中のVSC濃度の比較を行った.対象は健康な男性14名である.被験者14名を無作為に2群に割り付け,両群とも0.2%プロポリスエキス溶液およびプラセボを用いた実験に参加する交差研究とした.各対象者は1回につき1種類の含嗽剤にて,毎食後および就寝前の1日4回含嗽行い,これを14日間継続した.実験期間1週間前より実験終了まで舌清掃を行わないものとした.洗い流し期間は14日間とした.試験開始日および14日後の同時刻に,ガスクロマトグラフィによるVSC濃度測定およびデジタルカメラによる舌背写真撮影を行った.14日間含嗽前後で比較すると,両群とも舌苔量に有意な変化はなかった.一方,硫化水素およびメチルメルカプタン濃度は,対照群ではいずれも有意な減少はなかったが,試験群においては硫化水素濃度が平均値(ng/10ml)で1.758から0.880と有意(p=0.019)に減少した.以上より,プロポリス含嗽剤長期使用により硫化水素産生が抑制されることが示唆された.

(出典:口腔衛生学会雑誌/最終閲覧日:2019.06.06)

つまり、プロポリスエキスを用いた「うがい(含嗽)剤」を14日間継続的に使用したところ、口腔内において口臭のもととなる「硫化水素」の発生が抑制されることが示唆された、ということです。

この実験結果からも、プロポリスによる口臭の発生源となる細菌への抗菌効果が裏付けられたと同時に、口臭への抑制効果を目的とする歯磨き粉である下記「薬用プロポデンタルEX」などの製品にプロポリスが配合されていることは、実に理にかなっていると言えるでしょう。

2 プロポリスが成分として配合されている口臭ケアグッズを活用する

これまで述べてきたとおり、プロポリスが持つフラボノイド成分には高い抗菌作用が期待できます。つまり、口臭の上に何か別の匂いを重ねてマスキングするような口臭対策ではなく、プロポリスには口臭の原因となる細菌への抗菌効果によって、口臭の原因を根本から抑制する効果が期待できるということなのです。数ある口臭ケアグッズの中でも、プロポリスが配合されているものを選ぶことで、その効果の恩恵を受けましょう。

サプリメントを摂取することに抵抗がある方は、日々の歯磨きを行う際、プロポリスが配合された歯磨き粉で歯を磨くのも良いですね。


最後に

プロポリスに含まれるフラボノイド成分が、口腔内に生息して口臭の発生原因を作る細菌を抗菌する。また、同じくプロポリスに含まれるフィトンチッド成分が、リラックス効果を促して唾液の分泌量をアップさせることにより、口腔内の細菌の増殖を抑えると同時に消臭効果を発揮する。こういったプロポリスが持つ働きを知れば、プロポリスが口臭の改善・消臭・予防に効果を持つというのにも納得ですよね。

プロポリスが配合された口臭ケア用品には、上記のような口臭ケア用サプリメントや歯磨き粉以外にも、口腔内を保湿して細菌の発生を抑制するためのゼリーや口臭ケア用のスプレーなど、さまざまなものがあります。ご自身のお好みや用途に応じて、日常生活に取り入れやすいものを選んでみてはいかがでしょうか。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする