口臭を改善・消すことを目指す前に、ぜひ知っていただきたいのが、口臭には大きくわけて以下4つの発生原因があるということです。
①生理的な原因による「生理的口臭」
②病気が原因による「病的口臭」 ③食べ物・飲酒・喫煙などによる「外的口臭」 ④精神不安・ストレスなどによる「心理的口臭」 |
それぞれの口臭についてはこちらのページをご参照ください。
そして、「口臭を予防する」もしくは「口臭を消す」ためには、
1.正しく丁寧な歯磨きを行う (>>口臭予防に優れた歯磨き粉はこちら)2.歯磨きや口臭ケアを行う際は、質の良い歯ブラシやマウスウォッシュを使用する (>>口臭ケアに効果的な「歯ブラシ」「マウスウォッシュ」はこちら)3.仕事やデートなど、TPOに応じた口臭消臭グッズを積極的に取り入れる (>>デートや会議の前に利用したい口臭消臭グッズはこちら) 4.日常生活の一部として、口臭対策サプリetc.を取り入れる |
など、口臭ケアを気遣う方々それぞれのライフスタイルやお好みに応じてさまざまな方法があります。
また、一方で、「分泌される唾液の量が不十分だと口腔内に細菌が増殖しやすくなり、口臭が発生しやすくなる」ため、口臭を防ぐためには「こまめな水分補給で体内に充分な水分を蓄え、唾液の分泌量をアップすること」が非常に有効な方法と言えるのです。
さらに、その際、補給する水分を「水素水」に変えれば、「口臭を防ぐ」および「口臭を消す」ための効果が高くなる、という研究結果が報告されています。
岡山大学で発表された
「水素水が持つ歯周病への予防効果」
2012年9月、岡山大学は動物実験によって「水素水の摂取は歯周病予防に効果がある」ことを証明したと発表。具体的な研究内容としては、歯周病に罹患したラットを2つのグループに分け、一方には蒸留水(沸騰させた水の水蒸気を冷却して液体に戻した水)を、もう一方には水素水を摂取させ、それぞれの歯周病の進行具合がチェックされました。
その結果、蒸留水を摂取したラットは血液中の活性酸素濃度が上昇。一方で、水素水を摂取したラットは血液中の活性酸素の増加が抑制されたのです。そもそも歯周病の進行には悪玉活性酸素(細胞や遺伝子を酸化させることによって、身体をサビつかせるもの)が大きく関わっていることが、それ以前の研究によって広く知られていました。つまり、岡山大学の動物実験において、水素水を摂取したラットの歯周病の進行が蒸留水を摂取したラットに比べて抑制されていたことにより、「歯周病対策には悪玉活性酸素を減少させることが重要である」ことが実証されたのです。
同大学の研究グループは、「水素水が持つ抗酸化力が悪玉活性酸素を減少させることにより、歯周病の進行を予防した可能性」を示唆。その報告内容は「Journal of Clinical Periodontology」という欧州の歯周病専門雑誌にも掲載されました。
水素水を飲むことで、なぜ口臭予防が期待できるのか?
そもそも悪玉活性酸素とは一体何なのでしょうか? それは、上記の研究結果を含め、これまでの研究結果でも示唆されているとおり、「増加することによって虫歯やドライマウス、歯周病の原因となるもの」です。
一方で、そもそも口臭が発生する原因の約80%は、「虫歯」「ドライマウス」「歯周病」を始めとする口腔内におけるトラブルにあると言われています。つまり、この悪玉活性酸素を取り除くことこそが、口臭を改善させるための大きなキーポイントとなるわけです。
そして、水素水が持つ抗酸化力には、この悪玉活性酸素を減少させる効果があることが、岡山大学の研究結果によって示唆されたのです。
水素水を効果的に摂取する方法とは?
では、口臭の原因となる「虫歯」「ドライマウス」「歯周病」といった口腔内のトラブルを防ぐためには、どのようにして、どんな種類の水素水を摂取すれば良いのでしょうか?
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※水素は現在、医学界においても大きな注目を浴びており、さまざまな研究開発が進められている分野です。また、水素の素晴らしいところは、善玉と悪玉の2種類ある活性酸素のうち、有害物質と言われる悪玉活性酸素のみを除去してくれるところ。水素は地球上で最も小さい分子のため、身体のすみずみにまで行きわたることによって、効率的に悪玉活性酸素を除去してくれるのです。
ぜひ上記の方法の中からライフスタイルやコスト、水素濃度の違いなどのお好みに応じて、日々の生活に水素水を取り入れてみてはいかがでしょうか?